仏教美術– Buddhist art –
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高坏 売約済
オーソダックスな塗りの高坏に見えますが、上皿の裏の作り、台内部の斫り痕、堅牢な塗りなど、目立たないですが見どころが豊富です。このような形状ですのでどこか宗教的な雰囲気もありますが、気兼ねなく使ってもらって良いものかと思います。床に座って... -
銅造愛染明王像(額装) 売約済
銅で鋳造された愛染明王像。時代、木彫、銅造問わず、非常に数の少ない像容です。愛欲を否定せず「恋愛、縁結び、家庭円満」などをつかさどる仏として信仰されております。また米沢藩の直江兼続は軍神と信仰していたのも有名です。このような小さな像は個... -
阿弥陀如来坐像 売約済
両手で定印を結ぶ阿弥陀如来像。小ぶりながらもどっしりとし、温かみのある表情、坐像は数が本当に少ないので希少です。室町期は下らないものでしょう。台座の欠損など経年の変化はございますが、像本体に大きな痛みはございませんし、際立った後補は無い... -
阿弥陀如来立像 売約済
穏やかな面貌、特に目は優しさがあります。顔や眼、広がった襟は下腹部近くまでU字形に広がり、体のバランス、どこをとっても平安後期の特徴が出ています。簡素化された衣装も素朴で好ましいです。手取りも軽く、時代の上がる多くの像が欠損している両手、... -
阿弥陀如来像 売約済
どっしりとした躯体、杢目の揃った柾目の木取りで、上質の材が使用されており、乾燥による割れを防ぐ為、内刳りされているので、経年も加わり手取りは非常に軽いです。鼻、耳などにも擦れ、両手、両つま先に欠損など経年による痛みはございます。台座は、... -
阿字観盤 売約済
梵字で「阿」と彫られた盤。阿字観という真言密教の瞑想法の際に使用されていたもの。行の際に前に掛け、使用されていたもの。このように木製の盤に彫ったものの他に掛軸になっているものもあります。虫食い跡が数か所、疵など時代相応の経年による変化は... -
大威徳明王像 売約済
おそらく三面六臂で、頭頂部に化仏があっただろう痕跡などから、大威徳明王と判断しました。非常に少ない像容です。欠損部は多いですが、彫もなかなか良く、威厳は失われておりません。飾ると空間の空気がピリッと締まります。室町~桃山時代。 縦 4 横... -
亜字形華瓶 売約済
状態良好の阿字形華瓶。護摩で煤けた味わいではなく、日々手入れされてきた清潔感のある艶やかな肌です。使用による細かな疵、へこみなどがあります。また、高台内部に鋳造の際にできたえぐられているような凹みがあり、ピンホールがありますが、使用によ... -
厨子仏 売約済
簡素な厨子に素朴な阿弥陀様が入っておられます。煤けた阿弥陀如来は顔、両腕の欠損がありますが、自然に経年変化したもので違和感なく良い雰囲気です。厨子は極めてシンプルなもので味わいは抜群です。何度も拭き漆を掛けた仕上がりでしっとりとした柔ら... -
銅製不動明王像 売約済
銅製の不動明王像。持物の剣と思われますがが欠損しております。しかしながら明王の中心的な存在らしいどっしりとした威厳は損なわれておりません。時代を経た、銅製らしい味わいも魅力です。小さな銅製の像は好きで良く仕入れますが、不動明王は信仰の深...