書画– paintings and writings –
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「板勁」木版画一葉入 棟方志功著 売約済
戦後間もなく出版された河出書房 昭和19年初版で限定2500部の棟方志功画集。著者による手摺の「火所品光焔明王」(裏彩色)が一葉入。破れ、染み、変色はありますがカバーはあります。本体は、時代相応の経年による変化はございますが、大きなダメージはあ... -
不動明王坐像印仏 売約済
東寺旧蔵の不動明王の内部に納入されていた印仏です。本来は横一列に十体の百体を摺ったものですが、この残った分でも充分魅力があります。是非お好きな額装で仕上げてください。お部屋に飾るにはちょうど良い大きさではないでしょうか。室町時代。 本紙 ... -
浄瑠璃寺印仏 売約済
奈良にほど近い京都府木津川市にある浄瑠璃寺の九体の阿弥陀如来(国宝)の胎内から出た印仏。日本最古の仏教版画と言われております。百体一版と十二体一版の二種類があり本品は十二体一版となります。欠損を含め時代相応の経年による変化はありますが、... -
聖林寺十一面観音「法相華」拓本 売約済
聖林寺の国宝十一面観音像(天平時代)の光背「法相華」の拓本。三輪山を御神体とする大神神社の大神寺(大御輪寺)のご本尊であったことは仏教美術ファンであれば既にご承知かと思います。今年2021年に初めて奈良を出たことで話題ですね(東博へ)。今は... -
十牛図 売約済
十牛図の内の一枚。小さな円窓形で更紗が貼られた洒落たものに入れられております。極札が二枚あり、一枚には相国寺十牛図(周文作)と同時代同種のものとあり、もう一枚には狩野古法眼(元信)の作とあります。周文、元信、共に相国寺に深い関わりがあり... -
祐天「六字名号」 売約済
祐天上人の六字名号。旅先であっても守護本尊と出来るように小さめのものにしたもので、この手は多数書写しているようです。時代相応の経年の変化はございますが、鑑賞できる状態です。祐天上人は、強い霊力を持っていたことが有名で、昨今「江戸の悪霊祓... -
水煙拓本 売約済
「薬師寺東塔の水煙だな」と思って仕入れましたが、なんて丁度良いサイズなんでしょう(笑)薬師寺のものだったら、軽く4~5倍以上は大きいです。小さなものの可能性もあるかもしれませんが、頭に浮かびません。写しで作られた縮小版の拓本と考えるべきか... -
お歯黒の女 売約済
インパクトある煙管を持ったお歯黒の女性が描かれています。かっこいいのに、人間臭さが妙に出ているところが好きです。背景が金色なのが実に良いです。金の紙に描かれているのかなあと思いきや、金色の部分は裏打ちした紙の色で、状態が悪かったものを、... -
「紫式部」絵巻断簡軸装 売約済
紫式部の部分を切り取った絵巻断簡。前所有者が大事にしていたことがこの軸装でわかります。痛みもあったのでしょう、それを逆手に取った富士山を感じさせるような切り方で魅力が増していますし、何と言っても、やはり紫式部というのが日本人にとってはス... -
十二支霊符 売約済
十二支が描かれ、その傍らには朱で霊符に書く文字があります。この霊符は、古くから中国では万能符とされているものだそうで、効力抜群だとか・・・。仕入れの際はそんなことはいざ知らず、ただ、動物たちがよくえがかれているなあと思って仕入れた次第で...