考古– excavated artifact –
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大窪寺跡出土古瓦 売約済
大窪寺跡(大和国高市郡(奈良県橿原市大久保町)にあった古代寺院。関東祈祷所。跡地に国源寺がある。)出土の白鳳期の古瓦。渡来系の寺院だったと言われていますが、まだまだわかっていない事が多い大窪寺跡、マニアックな部類に入るかと思います。 『日... -
オルドス青銅鹿 売約済
青銅の鹿形金具と思われます。頭部の側面のある穴に角を差し込んでいたのでしょう(角部分はありません)。中国北方の遊牧騎馬民族の残した青銅器で、現在の内蒙古自治区辺りの地域に栄えた文化でスキタイ文化にも影響を与えたと言われているようです。紀... -
子持ち須恵器の小壷 売約済
残欠ではありますが、市場に滅多に出回らない珍しい子持ち須恵器の小壷ですので大変希少。口縁にカケ、ニュウ、底にあななどございますが、底を見る限り、明らかなに続きがあっただろうと容易に判断できるのが魅力。装飾部分の小壷のひとつ、しかも底に穴... -
佐波理鉢 売約済
佐波理鉢。うぶな発掘味、何と言っても三分の一ほど製作当時の佐波理の色が残っているのが魅力です。このタイプは今までに何度か扱っておりますが、ここまで部分的ではありますが佐波理らしい綺麗な色が残っているものは滅多にありません。緑青とのコント... -
土師器 売約済
矢作川及び支流の河底から上がった土師器。所謂、矢作川がりの弥生と呼ばれているもの。川の流れによって表面一枚が剥げ、茜色とのコントラストが現れた柔らかな肌は本当に綺麗です。形も程よく緊張感と温かみのあるもので申し分ございません。嬉しいこと... -
ガンダーラ仏頭 売約済
小さなものですが、2~5世紀のガンダーラの石造仏頭。僧の顔部分で、おそらく仏伝浮彫に多くある初天法輪(釈迦の最初の説法)で釈迦を囲むように説法を聞き入っている僧侶の部分ではないかと思います。雲母片石で、古格ある、なかなか味の良い彫です。台、... -
オルドス青銅鹿形鈴 売約済
中国北方の遊牧騎馬民族の残した青銅器の遺物。現在の内蒙古自治区辺りの地域に栄えた文化でスキタイ文化にも影響を与えたようです。小さな鈴の本品ですが、頭が鹿になっています。鹿のものは比較的見ることがありますが、このように小さな鈴になっている... -
俑「牛」 売約済
牛の俑。やや白っぽい土で軟質、補修はありません。中国の土偶、日本の埴輪のようなもので、本品は漢時代のもの。素朴で簡潔な作り、日本の撫牛のような姿が親しみが持てます。漢のものでも、駱駝、猪、豚、馬、鶏、犬なんかは比較的多いような気がします... -
弥生土器 売約済
矢作川上がりの弥生土器。欠けた部分などありますが、長年、水の流れの中にあったものですから角が丸くなり、その欠けた部分も魅力あるものとなっております。肌も矢作川の流れのように清らかなもので、清潔感があり、山野草などを活けるのに最適です。弥... -
石製青銅器斧鋳型 売約済
中国春秋戦国時代の青銅器の斧を作る際の石の鋳型。これに溶かした銅を流し込み鋳造するのに使っていた型です。これを見た瞬間に、数年前に滋賀県高島市の上御殿遺跡から出土されたオルドス式銅剣の鋳型を思い出しました。伝来のルートを覆すものでオーパ...