大窪寺跡(大和国高市郡(奈良県橿原市大久保町)にあった古代寺院。関東祈祷所。跡地に国源寺がある。)出土の白鳳期の古瓦。渡来系の寺院だったと言われていますが、まだまだわかっていない事が多い大窪寺跡、マニアックな部類に入るかと思います。
『日本書紀』の686年8月条に檜隈寺・軽寺・大窪寺に各百戸を封じたとある。跡地周辺から7世紀の瓦が出土している。『春日大社文書』などから少なくとも鎌倉時代末ごろまでは存続したとみられている現在の神武天皇稜の区域も含み、陵治定の根拠となった神武田の盛土は大窪寺の塔跡ではないかという見方もある。現在の国源寺の前に大窪寺の塔礎石と言われる巨石がある。1990年に一部発掘調査が行われ、多数の柱穴が見つかった。(日本歴史地名大系、橿原市ウェブサイト)
縦 9 横 14.5 厚み 3.5 (cm)
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