商品紹介– archive –
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捏ね鉢 売約済
かなりいい味です。小ぶりの捏ね鉢ですが、縁には布が着せられ、小縁もあり、実に丁寧に作られていますので、寺院の什器などであったのではないでしょうか。見込みは朱が塗られ、外側の黒い塗りも透けてきており、形もそうですが、塗りにも古格があります... -
お歯黒の女 売約済
インパクトある煙管を持ったお歯黒の女性が描かれています。かっこいいのに、人間臭さが妙に出ているところが好きです。背景が金色なのが実に良いです。金の紙に描かれているのかなあと思いきや、金色の部分は裏打ちした紙の色で、状態が悪かったものを、... -
器局 売約済
煎茶道具などを収納するためのものか、本を収納する為の箱(棚)です。魅力は、この雰囲気。唐物なのかもしれませんが、この手の唐物は実に丁寧でしっかりとした作りですが、これは実に大らかな感じで、民藝的な魅力があります。特に側面、天板に描かれた... -
新羅土器広口耳付壷 売約済
耳が印象的な新羅土器。この丸い耳のタイプは希少です。どっしりとしており、大陸的な大らかさを感じます。実物をみるとサイズより大きく感じます。そのまま飾っても良いですし、花を活けても良い花器として活躍してくれるでしょう。共直しなどはありませ... -
阿弥陀如来像 売約済
愛らしいお姿の阿弥陀さんで見捨て難き魅力を感じました。身体のバランスもどっしりとした安定感があります。両手の欠損、顔の擦れなどございますが、個人的はそれも含めてこの像の魅力ではないかと思います。部屋に飾ってもほのぼのとした温かみのある像... -
天部持物「槍」残欠 売約済
木彫彩色の槍。これのみでは持っていた像の判断できませんが、それなりに大きな天部像の持物でしょう。大きな寺院のものだったものと推測します。彩色などをみると、丁寧で、文様なども手が込んでおります。経年の為、下地の胡粉がぽろぽろ取れ易くなって... -
「紫式部」絵巻断簡軸装 売約済
紫式部の部分を切り取った絵巻断簡。前所有者が大事にしていたことがこの軸装でわかります。痛みもあったのでしょう、それを逆手に取った富士山を感じさせるような切り方で魅力が増していますし、何と言っても、やはり紫式部というのが日本人にとってはス... -
石仏 売約済
簡素な彫ですが、温かみを感じるお姿です。硬い石(御影)でありながらも元々の彫りもありますが、経年変化で柔らかさを感じます。真っ直ぐ立っているので、時代も中世まで充分上がります。そして何と言っても自立し、高さ25cmと小ぶりなところも嬉しいで... -
塗師の板 売約済
漆塗りの職人「塗師(ぬし)」が使っていた作業台。幾重にも漆が垂れ、色が付き何層にもなっております。この表情は職人さんによって異なるのが面白いですね。塗って落ちた漆がそのままでボコボコした板もあれば、毎回綺麗に掃除してあっただろうと想像で... -
十二支霊符 売約済
十二支が描かれ、その傍らには朱で霊符に書く文字があります。この霊符は、古くから中国では万能符とされているものだそうで、効力抜群だとか・・・。仕入れの際はそんなことはいざ知らず、ただ、動物たちがよくえがかれているなあと思って仕入れた次第で...