民藝– mingei –
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桑刳貫盆 売約済
桑製の盆。表面は杢目に沿って細い鑿跡で仕上げて、裏面は太めの鑿跡です。と書くと荒々しい民藝のようですが、品の良い出来栄えで御道具と言った方が良いものです。縁にカケか節が取れたのか、漆で直しがありますが、職人の仕事ですのであまり気になるよ... -
石の御神体 売約済
縄文時代の信仰の名残なのか全国で自然石を祀っているのは散見されます。どのような信仰のものだったかは浅学の為わかりませんが、今回の石は、宝珠、桃、縄文人的思考では乳房に見える石なので神棚で、大事に祀ったのかもしれません。社、台まで設えてお... -
梅花氷裂文丸壷 売約済
恥ずかしながら、伊万里は不得意分野です。が、この壺は惹かれました。上手のものだったら、きっと、こんな感じにはならなかったでしょう。正直うまいとは言えない絵付けですが、それが魅力なのかもしれません。そのわりに端正な良い形です。なぜだか、今... -
時代箱 売約済
抜群に味の良い箱。時代を経て、やつれた肌、黒くなり少し艶のある表情は何とも言えない味です!余計な意匠が無い素朴さ、時代を経た枯れた味わい、箱としてではなく、飾り台として最適です。古陶磁器、仏教美術、花器など、卓よりも高さがあるので、今の... -
黒漆塗抽斗 売約済
寺院で使用されていた抽斗。経年で、漆が透けている部分、疵、汚れ、角の剥がれなどありますが、非常に堅牢な塗りで、漆も木地に密着しております。金具も良いものが使用され、一般で使用されていたものに比べると、手の掛け方の違いを感じます。つくりも... -
掬 売約済
すべて一木で彫り出された掬う道具。もちろん、柄も彫り出されております。「掬(すくい)」とでもいうのでしょうか。寸法を考えると穀物などを掬っていたものかもしれません。使い込まれた自然な味わいです。海外のもののように見えますが、正真正銘、日...