空輪、風輪、火輪、水輪の上部の四部分はありますが、一番下の地輪がありません。破損したのではなく、一石ではなく二分割で上部分と地輪のみ別で作られていたもので、下部分は仕入れた際に既に無い状態でした。柔らかな彫で味わいがあります。石は硬さのある御影系の材質。この材質のものは中世の畿内のものが多く、石造の中ですと割合は多くございません。この材質のものは古いものでも肌がきれいな印象のものが多いです。室内で飾れる大きさですし、お庭に置いても愉しめることでしょう。時代は室町まで上がると考えております。完器ではないものですのでご理解の上ご注文下さい。数十年前の蒐集家のコレクションです。
縦 12 横 14 高さ 28 (cm)
売約済 ありがとうございました。