天板の朱の味が絶妙です。反りが生じて、ひび割れ、カケ、変形、部品の折れなどが生じていますが、台として何とか使える状態です。この壊れそうな感じも個人的には好みではあります。この手は、明治、大正、昭和にかけて古いものを職人が腕試しに経年変化した状態も含めて写しを作ったようで、古く見えるものが数多くあります(今で言うエイジング)。写しとして販売されていたようですが、あまりの良い出来のものは、業者間であっても時代の上がるものとして取引されてしまうこともしばしばございます。この卓は、江戸期の古いものですのでご安心ください(江戸期であっても数は多くないです)。どうしても華奢な作りですので状態が良くないものが多いので、僕にとっては、この状態であっても嬉しい仕入れではあります。金具も良いです。江戸時代。*状態が良いものと言えるものではなく、好み、状態などの感じ方に違いが出る品かと思いますので充分画像にてご自身でご判断下さい。現状で維持しておりますが極度に乾燥している環境などによっては痛みの進行が予想以上に進む可能性は否定できませんので予めご了承ください。それらの理由から本品は海外への販売は致しません。
縦 30 横 33.5 高さ 41 (cm)
売約済 ありがとうございました。