東大寺法華堂の本尊 、国宝「不空羂索観音(奈良時代)」の持物の拓本です。天平時代の仏像の代表作、東大寺を訪れたら見るべきものの一つとしても知られています。法華堂(三月堂)はすべてが素晴らしく、鑑賞すべきものだと思いますが・・・。第202世別当筒井英俊氏が就任の際に配ったものと聞いております(数は少ないので、近しい人のみに配ったものかと)。氏の識箱。現在では、国宝の脱乾漆像の拓本など採ることはできませんので非常に貴重なものです。拓本は造詣の深い愛好家好みのものが多いのですが、これは、知識がなくてもパッと見でいいなぁと素直に感じていただけるものかと思います。もちろん本拓です。染みがありますので画像にてご確認下さい。共箱。
本紙 縦 32.5 横 44.5、 全体 縦 101.5 横 60 (cm)
売約済 ありがとうございました。