三宝尊の中央に配置されている宝塔と推測します。非常に丁寧に作られたもので品格を兼ね備え、光背の透彫は圧巻です。背面には空洞が彫られ納入物があったと思われ、細かな透彫金銅製の光背が蓋のように取り付けられています。本来は胡粉の下地に彩色が施されていたと思われますが剥がれ落ち木地が出ております。光背、本体共に非常に出来がよく、手取りも軽く中世まで上がるものと考えております。屋根の先にカケ、背面の光背を止めていた釘は全部抜けており細い針金で簡易的に留めている状態。経年変化はございますので十分画像でご確認の上ご注文下さい。
縦 4 横 6 高さ 18.5 (cm)
売約済 ありがとうございました。