六器と同じように閼伽（浄水）などを入れる容器だったのでしょうか、修法に用いたものでしょう。内部には水を入れていたであろう経年変化が見られます。手取りはずっしりと重く、高台は低いです。縁部分は実にシャープな作りで中世を感じさせる造形です。蓋は在庫にとっていたモノを僕が合わせ物でオリジナルのものではございませんがサイズがぴったりでいい感じです。花器として、水を張って室内に置けば浄化されるような清らかな気持ちにもなるでしょう。蓋をつけたので素朴な香炉としても良いかと思います。実に味の良い蓋ですが、あくまでもオマケで、価格に反映させていません。南北町時代頃まで充分上がると思っております。
直径 7.5 高さ 7.5 （cm）
売約済 ありがとうございました。