花器– vase –
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古銅耳付花器 売約済
すらりとした形状で、細めの耳が付いている銅製の花器です。饕餮紋が施されておりますが、わりとすっきりしており、唐物を模した和ものものと思います。銅味もよく、品がある小ぶりなサイズです。ご存じの方も多いと思いますが銅製の花器は花もちが良いで... -
古銅尊式瓶 売約済
元々は古代中国の祭器で、このように上部にラッパ状に口が広がる形状の花器を尊式瓶と言い、「たてはな」の花器として好まれて使われております。古来より神仏に供えられた花が室町期に座敷に飾る花となり、「たてはな」として確立していきました。この尊... -
當麻寺東塔天平古材 売約済
當麻寺には西塔、東塔の二棟の三重塔がありますが、西塔は平安時代に、東塔は奈良時代末期に建築されました。両塔ともに国宝です(本堂の曼荼羅堂も国宝)。古代創建の寺で唯一、二つの塔が現存しています。この古材は東塔の丸柱の古材です。今回のものの... -
古銅下蕪花瓶 売約済
シンプルな造形の古銅の花瓶。おそらく仏花器として使われていたものかと思います。胴、高台に凹み、疵、汚れはありますが、時代相応の経年による変化かと思います。判読はできませんが、底面に朱の字が記されています。寺院などで使われていたものかと思... -
古銅火もらい形香炉 売約済
火もらい形と表記しましたが、正しいかどうかはわかりません。香炉で生まれたものでしょう。穴の小縁や持ち手も良くできており、品が良い造りです。銅味も良く、饕餮紋も施されており、唐物の要素を強く感じますが、火もらいを香炉に・・と考える思考は日... -
天井古材 売約済
味わい抜群の天井に使用されていた古材。寺院で使用されていたものとのことですが、焼印はなく、どこのものかもわかりません。樹齢のある杢目の良い杉材で、浮造り仕上げのようになっています。裏面は色の濃淡がある初味の肌です。お好みで、どちらでも使... -
古渡蝉銅器 売約済
高さ10㎝に満たない銅器ですが、口縁のシャープさ、下部の高台にかけての丸みは古格を感じます。蝉が一匹張り付いております。耳かと思いましたが、反対側に付いていた形跡はないので、元々一匹のみのようです。簡素化されたデザインの蝉ですが、抜けも抜... -
古銅細口管耳付花生 売約済
曾呂利と思いきや管耳が付いた品の良い花器。耳付ですので簡素過ぎず、かといってそれ以外に余計な意匠はありませんので、パッと目を引く感じではございませんが、ずっと見ていているとじわじわと品格のような、潔さがある花器です。口が細く、細長い花器... -
古銅花瓶 売約済
シンプルな形状ですが、耳があることで品格あるスタイルです。丸環もあり、獣耳は簡素化され立体的に表現されております。艶やかな肌も申し分ありません。饕餮紋も程よく施され、格調高い場ではもちろん、いつもの空間などにも違和感なく使える懐の深い花...