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高坏 売約済

    ざっくりと髑髏で成形し、轆轤目が残っている状態に漆を施しています。古くから、漆器製作は木地師、塗師と分業されていますが、下地も整えることもない塗りのこの感じは、木地師が施したのかもしれません。所謂、下手のものかもしれませんが、これはそれが最大の魅力ではないでしょうか。ご覧の通り、見込みの漆が剥がれ木地が露わになっております。暮らしの道具といったものではなく、供物台として仏前、神前で使用されていたものではないでしょうか。プリミティブな雰囲気です。江戸時代。

    直径 18.5-19.5  高さ 10 (cm)

    売約済 ありがとうございました。