破損は多いですが、愛染らしい威厳ある姿は損なわれていません。厨子に納められている小ぶりな像で、個人の礼拝用のものだったものと思います。厳しい表情は細密に彫られ、腕らを失っても魅力充分。護摩が良く焚かれていたであろう場所に置いてあったのか煤けていますが、それもこの像の魅力の一つです。破損した箇所(小口)を見ますとだいぶ古くからこのような姿だったようです。数が少ない像容ですのでこの機会に是非。厨子の扉向かって左手の下部の金具の心棒が破損し戸が上部一個の
厨子 縦 4 横 6 高さ 10.5 (cm)
売約済 ありがとうございました。