余計な装飾がない四方形の薄端。「たてはな」で使える銅器自体多いものではないですし、コンサバティブなものでありますので、そのデザインソースを考えれば饕餮紋であったり獣耳であったり、時代が下っても文人趣味的なものが多いです。そんな中でこのシンプルさは希少。実際に和室、洋室に置いてみましたが、個人的には全く違和感がありませんでした。花も合せ易く、実際花を活けると良い雰囲気が増す力がある花器です。花がなくても飾って愉しめます。水漏れは現状では無く、底裏に樹脂による補修があります。箱はございません。明治時代頃。
縦 15.5 横 15.5 高さ 18 (cm)
売約済 ありがとうございました。