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十一面観音菩薩像 売約済

    優しく温かみのある表情、どこか女性らしさを感じる十一面観音菩薩像。水瓶を持っているので長谷寺式と呼ばれる形です。錫杖、水瓶にあった蓮華は欠損してしまったのでしょう。光背、台座、宝冠などを含む金具は後補でので、画像で見ると時代が下るように見えてしまうこともありますが、室町~桃山までは上がるものだと考えております。非常に細かく彫られ、宝冠で隠れていますが頭の化仏、流れるような衣紋、細かく金彩で描かれた衣装の文様は、他の像とは一線を画すものと思います。寸法も程よく、現代の空間でも飾りやすいです。時代相応の経年による変化、欠損部、後補などございますので充分画像でご確認下さい。室町~桃山時代。

    仏本体 縦 4.5  横 8.5  高さ 19.5、 厨子 縦 7  横 10  高さ 24(cm)

    売約済 ありがとうございました。