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洋風画「千代女」 売約済

    妖しい美人画。怖い感じもしますが、それがこの絵の魅力。作者不詳です。「千代女」と裏に墨書がありますが、元々のものではなく前所有者が記したものと考えます。加賀千代女という事でしょう(たぶん)。日本民藝館で先日まで開催されていた(2020年9月6日まで)「洋風画と泥絵」に展示されていた荒木元融の婦人画の不気味さにほんの少し似た雰囲気ですが、どちらかといえば司馬江漢寄りかと思います(笑)江戸後期、西洋的な新しい表現方法の大きな流れの影響を受けて描かれたものでしょう。色の剥がれなどの経年変化はございますので充分画像にて御確認下さい。表具も着物のような柄で洒落ております。絹本・掛軸。箱無(寸法は少々合いませんが養生箱お付けします)。

     縦 31.5  横 71.5、 総丈 縦 150  横 48 (cm)

    売約済 ありがとうございました。