枯れた風合いの神像です。所々彩色が残っていますので、当初は色鮮やかなものだったのでしょう。経年の為、ひび割れ、合掌した手、右側頭部、顔のやや色の濃い部分(鼻から顎にかけて)後補がありますので画像にてご確認下さい。側頭部の部品は外れますが、はめ込めば飾るだけであれば、そうそう外れることはないと思います。持った感じは非常に軽いです。時間を経て軽くなったことも考えられますが、表面が柔らかいので、桐などの材の可能性もありますが、荒れているので断定はできません。温かみのある表情、姿ですので座辺に置いても心安らぐ像ではないでしょうか。時代は江戸時代前期頃のものと判断しておりますが、もう少し上がるかもしれません。
縦 8.5 横 13.5 高さ 24.5 (cm)
売約済 ありがとうございました。