真っ黒に煤けて黒々と艶やかなに鈍く光る神像。民間仏とは一線を画す彫、本来、神像は白木のまま古くなったものが多いのですが、何らかの経緯で民家の神棚に大事にされていたものかもしれません。顔に擦れなど生じておりますが、簡素ながらも切れのある彫が垣間見れます。民間仏の部類に含まれるものかもしれませんが、簡素ですが切れのある彫、中世を感じさせる古格ある姿、バランス、表情です。表面は、堅牢でので心得て取り扱えばボロボロと煤が落ちるようなことはありません。材はやや硬いので手取りは軽いですが堅木を使用しているかもしれません。
縦 5 横 12 高さ 16.5 (cm)
売約済 ありがとうございました。