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厨子入三十番神・鬼子母神十羅刹女・三光天子 売約済

    三十番神、鬼子母神・十羅刹女、三光天使の三つの像が厨子に祀られています。左側の三十番神像は国土を一ヶ月三十日間、交替して守護するとされる三十の神。旧暦では1ヵ月30日なので、三十番神となり最澄が比叡山に初めて祀ったとされ、平安時代末には一般に広がり鎌倉時代に盛んに信仰されるようになったと言われています。神仏融合思想に基づいた法華経守護の三十神が著名で最初は天台宗で、後に日蓮宗で信仰されたもの。中央には子安鬼子母神と十羅刹女、右側には非常にレアな三光天使像とかなりの豪華版。厨子も非常に良くできております。明治の神仏分離により三十番神信仰は禁止されこのような像たちの多くは失われましたので、本品にように多少痛み(三光天子像の背中の手二本が破損し紛失しております)はございますが、ほぼオリジナルの状態で現存するものは極めて稀少。天明の年号有。江戸時代。

    厨子 縦 14.5  横 27.5  高さ 23.5 (cm)

    売約済 ありがとうございました。