バランスの取れた良い形の五輪塔。造形、寸法、底部の銘文、納入品を入れ栓をして留めるつくりなどから、2019年に高野山園通寺の須弥壇下から一万数千基発見された八万四千塔(登録有形文化財)の離れた一つと考えております。当時(江戸時代)、高野山の僧侶は広範囲に渡って活動していたようですから園通寺もしくはそれ以外の寺院より何らか理由で民間に流失したものの一つかもしれません。状態は良好。底部に「八万四千ノ内 横田屋」とあり、栓がしているので内部に経文などが納入されている可能性は高いです。状態は良好。江戸後期。和歌山県が公開しております資料をリンクしておりますので詳細をご覧下さい。
関連資料 PDF→ http://wave.pref.wakayama.lg.jp/news/file/32567_1.pdf
縦 3 横 3 高さ 9.5 (cm)
売約済 ありがとうございました。