小さな厨子に入った小さな観音菩薩と勢至菩薩。小さいながらも細密な彫です。扉には「威得主御祈祷南無妙法蓮華経 南無観音菩薩 開眼師長久山 日随(花押)」とあります。本成寺(燕三条市 1297年1297年創建)の歴代住職に日随(1715-1784)という方がいたようですので、その方で間違いないと思います。時代もはっきりしているので安心です。残念ながら一度外れたのか、背中から厨子に接着されています。また片方の光背がなく、どちらとも手が欠損し、厨子の塗りが剥がれている箇所もあります。それらを考慮しても魅力あるものと思いますが、充分画像をご確認の上ご注文下さい。江戸時代。
縦 2.5 横 5.5 高さ 6 (cm)
売約済 ありがとうございました。