時代を経て枯れ切った表情は印象的です。一見荒々しくも感じますが、茶人、識者が見出したものらしく床に掛けても他のものに調和するバランスの良さがあり、花器や草花との相性も抜群に良いです。どのような建物で使われていたの古材なのかはわかりませんが外部に使用されていたものでしょう（この雰囲気のものは水車小屋のものと聞いたことがありますが断言はできません。寺院や茶室等の垂木の可能性もあるでしょう）。この垂撥を壁と掛花の間に使うだけで、全く異なった印象を演出できます。表面を強く擦ると表面がやや剥がれたりしますのであえて手入れは施しておりません。古材に関しては、そのような状態は往々にしてありますので予めご了承下さい。また、掛けるための金具や釘などは付属しておりませんのでご自身でご準備下さるようお願い致します。〜江戸時代。
縦 2.5 横 9 高さ 91.5 （cm）
売約済 ありがとうございました。
