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瞑想?

瞑想古いものを扱うにあたって自分自身を見つめなおしたり、深いところで考えることが大事と感じたりしている。

表面的なかっこよさや誰かの真似は遅かれ早かれ鍍金が剥がれるわけで、好きな人はそういう部分をいち早く見抜いたりするから、こういう方々に応えようとすればするほど自分の内部の深いところにいかなければならない必要性を感じている。そうでなければ、こういう時代なのであっという間に忘れ去られてしまうかもしれない。そんなことをようやく気が付いた僕は、ようやくスタート地点に立ったなのかなあと感じている。

骨董なんかよりも工芸やARTの世界は如実に、はっきりとこれが顕れているように感じる。戦後からバブルに形成された時代遅れの既成の価値観を持ったある一定の年代の層がいるのでなんとか続けている部分もあるわけで、団塊ジュニアの世代が中心になりつつある今はそういった価値観の転換喚起でもある。そういう時代をも乗り越えるには勢いやノリ、センスだけではきっと無理。自分の内面に真剣に向き合ったものだけが生き残れるような気がしてならない。

そんなことを気にしながら、日々瞑想(迷走?)中。

 

2012/12/13

vol.116 日本を見つめる ≪ 三坂堂通信 ≫ vol.118 アートだったら許される?