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牛王法印

牛王法印

この商売をしていなかったらまずこういうものがあることは知らなかっただろう。かといって一体どういったものか聞かれても詳しく答える事はできない。ただ他にはないインパクトは感じている。名前も独特でどことなく忘れないし、そのもの自体(字体)にインパクトがあるものだ。牛の文字が入っているけど、そのものに牛の感じはまったくない。多くはヤタガラスと宝珠をモチーフにデザインされているもので象形文字のような、グラフィックの初源的なものの感じでTシャツやスケボーのグラフィックにしたら結構人気が出そうな感じでもある。トライバルアートっぽい感じで、タトゥーのデザインであってもおかしくない。ネイティブアメリカンのものって言われたら信じてしまうかもしれない。

信仰的な利用法、使い方は難しそうに感じてしまうが、世界のある似たような信仰にまつわるデザインの意味合いは根本的に似通っていて自然と共に生きた民達の思考の共通点は思っている以上に多くある。現代人が複雑に考えすぎなだけで意外と安易な考え方だったりするわけで、こういうものほど裏を考えず直感で見るべきものなのかもしれない。

*最近、たまたま手に入れたのでこんな話題にしました。内容が浅くてすいません・・・。

 

2013/06/20

vol.142 ケミカルウォッシュと根来 ≪ 三坂堂通信 ≫ vol.144 エスノセントリズムと文化相対主義