山茶碗というカテゴリーで良いのでしょうか?縁周りは金属器の名残を感じさせる作りで、見込みに文様、釉薬も残っております。最大の特徴は高台に卸し状の櫛目が施されています。何の為に施されたのかは分かりませんが、窯印なのか、技術的な問題で焼成の際に必要だったのでしょうか。少し小さめですが、経塚壺の大平鉢のように蓋に使われていたとも聞いたこともあるようなないような・・・。土は白っぽい土で粒の大きめの砂は混ざっておりません。常滑?美濃?浅学の為、用途、産地などの詳細は断定できませんが、数は少ないものでしょう。状態は概ね良好。補修などはございませんが発掘品ですので充分画像にてご確認下さい。お詳しい方の目に留まれば幸いです。鎌倉時代。
直径 16 高さ 4.5-5 (cm)
売約済 ありがとうございました。