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吉水神社古材菓子器 売約済

    吉水神社の古材で作られた菓子器。吉水神社は元は「吉水院」と呼ばれ天武天皇の頃に役行者が修験宗の僧坊として健立。その後、後醍醐天皇の南朝の皇居として、義経と静御前、弁慶が隠れ住まわれた場所として、秀吉が花見を行った格式高い場所として知られています。書院「元吉書院(鎌倉時代:重要文化財)」の古材なのか、別の建造物のものなのかはわかりませんが、時代を経た味わいを残しつつ、鉄製の金具もうまく利用した蓋付の菓子器です。吉水神社の古材は初見ですので、数の少ないものでしょう。大きな痛みもなく状態は良好。改修の際に出たものを使って寄進者に贈呈したものと思います。焼印が蓋裏に二箇所あり、一つは吉水神社、もう一つは国寶・・・・とあり全ては判読できません。南朝に深いゆかりがあるものはなかなかないと思います。

    縦 17.5  横 17.5  高さ 6.5 (cm、取っ手含まず)

    売約済 ありがとうございました。