コンテンツへスキップ

厨子入如来坐像 売約済

    小さな木彫如来像ですが、折り返した袖、後に作ったであろう厨子と台座などから、何らかの理由で離れてしまった光背などについていた化仏を個人の念持仏にしたものではないかと推測します。坐像は中世まで充分上がるものと考えます。後補の蓮座は非常に丁寧な上手の作りで蓮弁の破損も少なくそれなりの身分の方が所持していたのだろうと推測できます。大事にされてきたことが容易に感じられる懐中仏。鎌倉〜南北朝時代(光背、蓮座、厨子は江戸時代)。

    縦 3.5  横 5  高さ 8.5 (cm)

    売約済 ありがとうございました。