漆を集める道具の漆桶。樹皮(鬼胡桃?)をぐるっとした野趣あふれる姿に、垂れた漆が程よく、シンプルな造形だからこそ、それが景色を作っています。一時期に花器として作られたものではなく、山仕事で実際に使用された違和感のない自然な良い味のものは本当に少ないのです。程良い使い込まれた味で、道具として使っていた方が丁寧に使っていたことが感じられる気持ちよさがあります。時代判定が難しいところではありますが明治~大正時代頃ではないでしょうか。巻いている紐は藁の縄です。商品の性質上、直接水を入れてためしておりませんので、ご使用の際はオトシをご利用ください。
直径 13.5 高さ 17.5-18 (cm)
売約済 ありがとうございました。