躍動感あふれる姿、厳しい表情、微笑んでいるかのような猪、持物などははなく、欠損部、時代相応の痛みなどはございますが、それを考慮しても実に魅力があります。中世以降、護身や蓄財の神として、また、その像容から武士の間で広く信仰されていました。非常に少ない像容で、ここまで良い彫は滅多に仕入れることのできないものの一つです。台座の差し込みがやや緩め且つ棒が短く、やや不安定ではありますが、安定する場所がありますので少しずつ動かして下さい。また破損、欠損がありますので充分画像でご確認下さい。欠損部はありますが、ここまで魅力ある摩利支天はなかなかありません。江戸時代。
縦 9 横 8 高さ 10 (cm)
売約済 ありがとうございました。