細身のすっきりとした「鶴一声」を感じさせるフォルム。高台部分は大きくないですが下に広がり、細身でありながらも安定感があります。鶴一声にように文様が施されていないのも現代の空間にも合わせやすいポイントです。赤みを帯びた肌は日々手入れされていたことを感じさせます。裏底には古い漆による補修が施されています。底板は元々、凍結の際の膨張による亀裂を防ぐ為、敢えて外れやすく付けているものです。水を24時間以上入れましたが現時点で漏れはありません。地金も古手の材質で見た目の印象よりずっしり重さがあります。16~17世紀頃。桃山~江戸時代。保存箱。
直径 8 高さ 27 (cm)
売約済 ありがとうございました。