寺院で使用されていた抽斗。経年で、漆が透けている部分、疵、汚れ、角の剥がれなどありますが、非常に堅牢な塗りで、漆も木地に密着しております。金具も良いものが使用され、一般で使用されていたものに比べると、手の掛け方の違いを感じます。つくりも春日厨子や春日卓を感じさせるような造りになっております。この時代の抽斗って言うのは、ある場所が非常に限られておりますので数は非常に少ないです。まあ、家具というより厨子や卓などの仏教美術と考えていただいた方が良いかもしれません。金具の外れ、正面から見て左側の下部の脚の部分の接合部が外れておりますが、あえてそのままにしときますので予めご了承ください。細かな部分の画像が見たい方はお気兼ねなくご連絡ください。江戸時代。
縦 27 横 27 高さ 27
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