オーソダックスな塗りの高坏に見えますが、上皿の裏の作り、台内部の斫り痕、堅牢な塗りなど、目立たないですが見どころが豊富です。このような形状ですのでどこか宗教的な雰囲気もありますが、気兼ねなく使ってもらって良いものかと思います。床に座って、酒器を置いて膳のように使っても良いですし、花台として良いでしょう、正月には鏡餅なんかも飾れて一年を通して重宝して使える品ではないでしょうか。味の良い、簡素な意匠ですから、仏教美術やキリリとした金工品などにも合いますし、民藝的なものにも最適。経年による変化、使用痕、疵や擦れなどございますので充分画像にてご確認ください。江戸時代。
直径 28 高さ 16 (cm)
売約済 ありがとうございました。