勢いのある刷毛目で迫力ある高杯、菓子器として作られたものでしょう。胎土がやや白っぽく鉄分が少ないのですが、現川焼であろうと判断しております(白現川と呼ばれているタイプかと)。状態は縁廻りや高台に、カケ、修理(小さな共直しが15ケ所程。数は多いですが大きく欠けている個所はなく違和感はありません。)があり、ニュウもございますが、個人的にはあまり気にならない程度ですし、それを考慮しても魅力充分。御菓子や料理にも使えますが、わりとサイズもあるので、飾っても力強さのある存在感、肥前崎陽の古陶磁器として優品。箱はございません。江戸前期~江戸中期。
直径 21 高さ 12 (cm)
売約済 ありがとうございました。