伝説のスケートのチーム「BONES BRIGADE」。今のストリートカルチャーを作ったといっても過言ではない・・・と僕は思っている（そう思っている人は多いと思うが）。横のり系はもちろん、ファッション、音楽はもちろんアートにも多大な影響を与えている。ここ数年のアート作品を観ていても影響を色濃く感じるものがある。ちゃんと芸術の教育を受けた人にとったらそうじゃないという人も多いだろうが、芸術家がそういうものからインスパイヤーされできた作品もきっと多いはず、ソースがそこにあるのでは？と感じるものが見受けられるから、彼らの活動の影響は大きいのだなあと改めて感じている。特に、僕が10代～20代の頃はそういうカルチャーがストリートに溢れていた時代だったので、おそらく、そう感じるのかもしれないけど彼らの考え方、哲学は新たな道筋を作ってくれたのは間違いなく、今はそれがメインストリームになりつつあるのではないだろうか（多分・・・）。
と、そんなことを常日頃感じていたわけだが、なんとそんな彼らのドキュメンタリー映画ができた！！その名も「ボーンズ・ブリーゲード」（そのままですが）。
監督は、ボーンズ・ブリーゲードを設立した元Z-BOYSのステイシー・ペラルタ（三坂堂通信vol.61でも紹介）。スケーターのレジェンドでその後映像作家になり、10年前自伝ドキュメンタリー「DOGTOWN ＆ Z－BOYS」をつくり成功を収めたのは、まだ記憶に新しい。80年代～90年代のスケートのカルチャーを充分に堪能できるにきっと違いないだろう。今のストリートのメインストリームがどのように出来上がったのかをきっと感じられるはずだろう！！
2012/10/18