中尊寺経の軸首です。綺麗な鍍金がほぼ残っている状態良好なもの。お経を巻く為の棒の端に付いている軸端です。わりと数が多い写経ですが、とはいっても他の古美術品と同様、簡単に見つけられるものではありませんし、本品は写経ではなく、その装飾品。鍍金の状態はかなり良いのが魅力。蹴彫りもくっきりで、文様も細かく入っています。平安時代のものって、そうあるものではないのは皆さんご承知とは思いますが、発掘品でない金工品となるとまた更に数は少ないです。小さいものですが格調高い一品です。院政期・12世紀。
直径 1.7 高さ 2.5 (cm)
売約済 ありがとうございました。