霊山寺三重塔古材文箱

霊山寺は奈良市の富雄川沿いにある天平八年創建の寺院。本堂は国宝。安置されている仏像も重文に指定されているものを多数所蔵しております。今回の文箱は大正時代の改修の際に出た三重塔(こちらも重文)の古材(垂木)にて作られたものと蓋の裏に墨書があります。三重塔は鎌倉時代の建立ですので、創建時の材と考えるのであれば鎌倉時代ということになります。材を見る限り、そう考えて間違いないでしょう。箱としては勿論、台にしたり、蓋のみを敷板として使えます、おそらく蓋だけにしても仏教美術愛好家や花を嗜む方の目に留まりそうですが、箱としてもかなり魅力があるものです。箱の製作者も記されているのですが、字が薄くなって判読できません。綺麗な仕事ですので指物師の仕事でしょう。奈良の大寺院の古材は焼印などがあっても、なかなか判断が難しいものが多いですが、こちらは当方で、出自、時代とも保証致しますのでご安心下さい。実に鎌倉らしい古材です。

縦 17.5  横 27.5  高さ 5 (cm)

100,000円(税込、送料込)