木彫装飾の拓本。初見のもので、どこのものかは浅学のため判断できませんが須弥壇の装飾、台座の装飾かなと考えております。大陸の影響を色濃く感じる文様で、浮き出た木目もはっきりとしており、感覚的な判断ですが平安時代は下らないものを採ったものでしょう。奈良近郊、高野山辺りの古代寺院のものかなと思いますが詳しく調べておりません。しかしながら時代、伝来に関わらず文様が美しいので詳細を知らなくても素直に魅力を感じ、愉しめます。染み、日焼け、表具部分に小さな穴など経年による変化はございますので充分画像にてご確認下さい。紙表具、箱無。
本紙 縦 28.5 横 55.5、 全体 縦 116.5 横 63.5(cm)
45,000円(税込、送料込)